今週の米国市場は、ハイテク株を中心に堅調な動きが続いた一方、
マイクロソフト(MSFT)の大幅な下落と、
次期FRM議長にタカ派とされるウォーシュ氏が指名されたニュースが重しとなり、
上昇ムードにブレーキがかかる場面もありました。
S&P500の一週間ヒートマップを見ると、半導体やAI関連は引き続き強いものの、
MSFTの赤色が全体の雰囲気をやや相殺した印象です。

https://jp.tradingview.com/heatmap/stock
米国株:強気ムード継続も、MSFTの急落が象徴的
- S&P500は史上最高値を更新する場面もあり、先物は一時7000台を突破。
- NVIDIAなど半導体は引き続き強く、AI関連のニュースも追い風。
- 一方で、マイクロソフトが好決算にもかかわらず大幅下落。
- 理由は「データセンター・AI投資の過剰感」。
個別株の難しさを改めて感じる週でもあり、インデックス投資の安定感が際立った印象。
市場心理を示すVIXやFear & Greed Indexは「強欲」寄りの水準で、
投資家心理は依然として強気。
全体としては「調整を挟みつつも上昇トレンド継続」という雰囲気でした。

Fear and Greed Index – Investor Sentiment | CNN
為替:レートチェックで急激な円高 → タカ派人事で再びドル高へ
今週のドル円は大きく揺れました。
- 日米当局によるレートチェック実施で、一時的に急激な円高へ。
- しかし、ウォーシュ氏(タカ派)が次期FRM議長に指名されたことで、金利高止まり観測が強まり、再びドル高方向へ反転。
財務省は「23〜24日の急激な円高は介入ではない」と発表。
市場では「口先介入だけで円高が進んだのでは?」という見方も。
一方で、仮に介入しても、
新NISAによる海外投資の実需ドル買いが強く、すぐ戻ると判断した可能性もある気がします。
為替は政策と資金フローの綱引きが続きそうです。
日経平均:為替に連動した動きに
日経平均は、今週は為替の動きに引っ張られる形で上下。
米国株の強さに支えられつつも、円高局面では重く、円安に戻ると持ち直すという展開でした。
世界の個人投資家を調査:日本のNISA勢は“世界の潮流の先頭”に?
今週は、アメリカとヨーロッパにおける個人投資家の現状、を分析してみました。
ご興味ある方は、こちらのブログをご覧ください👇
🔗 アメリカ:アメリカ個人投資家の現状から学ぶ──50代からの資産形成に役立つ「長期・分散・低コスト」の本質 – 50代リアルマネー手帳
🔗 ヨーロッパ:🌍 ヨーロッパ個人投資家の特徴から学ぶ──アメリカ・日本との比較で見える「長期・積立・低コスト」の現在地 – 50代リアルマネー手帳
世界の個人投資家を比較すると、
「長期・積立・低コスト」 という共通の潮流がはっきり見えてきます。
- 米国株・全世界株への投資が主流
- インデックスファンドの利用が一般化
- 投資行動は“シンプルで継続的”
この流れに、 eMAXIS Slim S&P500 や オルカン が完全に沿っていることが確認できたのは大きな収穫でした。
日本ではようやく投資が広がり始めた段階ですが、
新NISAを始めた人は、世界基準で見れば先駆者 と言えるのかもしれません。
日本の投資意識:慎重派が依然として多数
今週のX投稿でも触れていた調査結果では、
- 「投資はしない」34.6%
- 慎重派 36.2% > 積極派 29.2%
- 新NISA「知ってるけど未利用」36.0%
- 「知らない」22.1%
という状況。
投資への関心は高まっているものの、 行動に移す人はまだ少数派。
ただし、資産形成は “自分のリスク許容度の範囲で行動するかどうか” が大きな差を生む世界。
世界の投資家の姿を知ることで、日本の投資家も一歩踏み出しやすくなるのではないでしょうか。
まとめ:強気相場の中で、個別株の難しさと為替の不安定さが浮き彫りに
今週は、
- 米国株は強気継続
- ただしMSFT急落で個別株の難しさが露呈
- 為替はレートチェックとタカ派人事で乱高下
- 世界の投資家調査から「長期・積立・低コスト」の潮流を再確認
- 日本の投資行動はまだ慎重だが、NISA勢は世界基準で見れば先進的
という、学びの多い一週間でした。
来週は大型決算も控えており、引き続き市場の動きが注目されます。
インデックス投資家としては、いつも通り「Stay in the market」でいきたいところですね。


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