今週の市場は、中東情勢を巡るニュースが断続的に流れ、リスクオン・オフが交錯する展開となりました。
一方で、日本では年度末・年度初めの制度改正が相次ぎ、家計や資産形成に関わる“静かな変化”が多い週でもありました。
気温も一気に上がり、桜も見頃に。
新しい生活を始めた方も多いこのタイミングは、家計や投資の見直しにも向いています。
米国市場:中東情勢に揺れながらも、反発力を見せる
S&P500は、週前半は中東情勢の緊張感から売られる場面が続きました。
- トランプ政権による停戦協議の示唆
- 一方で「ホルムズ海峡を解放しない場合の攻撃」発言
- リスクオフで円高に振れる局面も
しかし、
情勢緩和の報道が出た途端に一気に反発。
まさに「稲妻が輝く瞬間」が訪れた週でした。
寝る前に下落していても、朝起きたらプラスに戻っている──
そんな“相場の気まぐれさ”を改めて感じさせる動きです。
長期投資家にとっては、
市場に居続けることの大切さを再確認する週になりました。
【週間ヒートマップ】全面的にやや戻した展開

https://jp.tradingview.com/heatmap/stock/
【Fear & Greed Index】投資家心理はまだ極度な弱気が続いています

https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed
日本市場:年度末フローと為替に振られる展開
日本株は、年度末特有のフローに大きく影響を受けました。
📉 荒れやすい3月末の「2つのフロー」
- 配当フロー
・権利取りで先物買い
・月末に現物売り - リバランス
・四半期末の比率調整
・海外勢の売買で振れやすい
加えて、日本企業の3月本決算も重なり、
指数は動いているのに個別株は動かない──
そんな“3月末あるある”が見られました。
💱 為替:円高・円安を行き来する落ち着かない相場
中東情勢の緊張が高まると円高へ、
緩和報道が出ると円安へ。
為替は方向感が出にくく、
地政学と金利のニュースに敏感に反応する1週間でした。
🏠 家計に関わる制度改正:4月からの“固定費の微改善”
今週は、家計に関わる制度改正も話題に。
✔ 雇用保険料の引き下げ
給与天引きが減り、手取りがわずかに増加。
✔ “独身税”と呼ばれた制度の誤解
実際は「医療保険料の上乗せ」で、
独身だけでなく加入者全員が対象。
2026年度は月250〜300円ほどの負担増。
こうした固定費の変化は、
50代の資産形成において意外と効いてくる部分です。
浮いた(または増えた)分をどう扱うかで、
長期の資産形成に差がつきます。
📘 今週の書評:『LIFE SHIFT2 行動戦略』
今週のブログでは、
「50代からの人生再設計」をテーマにした一冊を紹介しました。
- 3ステージ型人生の終わり
- 学び直し・働き方・資産形成の再構築
- 自分資産 × 金融資産の掛け合わせ
新年度のスタートに読むにはぴったりの内容でした。
ブログはこちら👇
LIFE SHIFT2 行動戦略|「学び直し・働き方・資産形成」──50代からの人生を再設計するための一冊 – 50代リアルマネー手帳
🧭 まとめ:短期の波に惑わされず、長期で市場に居続ける
今週は、
- 中東情勢の揺れ
- S&P500の急落と急反発
- 年度末フロー
- 為替の乱高下
- 家計制度の改正
- 新年度のスタート
と、材料の多い1週間でした。
しかし、資産形成の本質は変わりません。
長期・分散・積立。
そして、JUST KEEP BUYING.
桜が満開になるように、
市場にもまたチャンスの季節が訪れます。
その瞬間を逃さないためにも、
淡々と市場に居続けたいですね。


コメント