今週の市場は、トランプ大統領の関税引き上げ示唆、AI関連の投資負担懸念、イラン情勢の緊迫化、円相場の急変動が重なり、米国株・日本株ともに強弱が入り混じる展開となりました。
短期材料が次々と飛び交う週でしたが、長期投資家にとっては「市場に居続ける姿勢」を再確認する時間でもありました。
米国株:関税・AI・地政学が重なり、上下に大きく揺れた1週間
週初は、
- トランプ大統領が代替関税を10%→15%へ引き上げる意向を示したことでリスク回避ムードが強まり、米株先物・ドルともに売り先行。
- AI関連では、投資負担の増加懸念からハイテク株に売りが広がり、S&P500は大幅下落。
週末にかけては、
- イラン情勢の緊張がリスクオフを誘発し、ハイテク・金融株中心に売りが優勢。
- 恐怖指数(VIX)も上昇し、市場心理はやや弱気に傾きました。

https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed
一方で、
- ワーナー買収撤退を受けてネットフリックスが+13.8%急騰するなど、個別では明暗が分かれる展開も。
短期的には揺れが大きいものの、企業価値が変わらない限り、価格変動は長期投資家の味方になります。

https://jp.tradingview.com/heatmap/stock/
日本株:円安・政策期待・半導体ニュースで最高値更新が続く
日本株は、為替と政策の影響を強く受けた1週間でした。
- 高市首相が追加利上げに慎重な姿勢を示したことで円安が急進。
- 円安と米株高を追い風に、日経平均は3日連続で最高値更新。
- エヌビディアの好決算も買いを支えました。
さらに、
政府がラピダスに官民総額2676億円の出資を発表し、半導体国家プロジェクトが本格化。
世界的な半導体需要拡大の中、日本の産業政策が市場の追い風となりました。
指数は強い一方で、
「指数は上がるのに自分の株は動かない」
という声も多く、寄与度の偏りが改めて意識された週でもありました。
為替:円安基調が続くも、地政学で一時円高へ
為替は基本的に円安基調。
背景には、
- 日本GDPの弱さ
- 日銀の利上げ後退
- 米国の堅調な経済指標
- 米金利据え置き観測の強まり
が重なりました。
ただし、イラン情勢の緊張が高まる場面では円買いが入り、短期的に円高へ反発。
政策・金利・地政学の影響を受けやすい不安定な局面が続いています。
📘今週のブログ記事
市場が揺れた今週だからこそ、
「長期投資の軸」を見直すタイミングでもあります。
そこで今週は、
長期投資の古典『敗者のゲーム』を改めて読み直し、ブログ記事としてリライトしました。
投資は“勝つゲーム”ではなく、
“負けない仕組み”をつくるゲーム。
短期の波に振り回されやすい時期こそ、
この本が教えてくれる「淡々と積み上げる姿勢」が心に響きます。
長期投資の軸を整えたい方におすすめです👇
📘敗者のゲーム|長期投資の軸をつくる“永遠の基本書” – 50代リアルマネー手帳
今週のまとめ:短期の波に惑わされず、長期視点で市場に居続ける
今週は、
- 関税引き上げ示唆
- AI関連の投資負担懸念
- イラン情勢の緊張
- 円安急進と短期反発
- 半導体国家プロジェクトの進展
- ネットフリックス急騰
と、材料が非常に多い週でした。
しかし、50代の資産形成において大切なのは、
短期の揺れに反応しすぎず、長期・分散・積立を続けること。
市場は揺れますが、
“稲妻が輝く瞬間”は、いつも市場に居続けた人だけが受け取れます。
来週も淡々と、粘り強くいきましょう。

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