こんにちは、みつです。
ご覧いただきありがとうございます。
50代でフリーランスを目指す。簡単な道ではないけれど、決して遅すぎる挑戦ではない。
そんな思いを強くしてくれたのが、ノーベル賞受賞者・大村智さんの半生を描いた『大村智物語』。
決してエリートではなかった大村さんが、社会人になってから学びなおした。
夜間高校の教師から研究者へ、そして世界を救う薬の発見へ。
学び直し、努力、そして人を思う心が、どれほど大きな成果を生むか。
「今からでも遅くない」と背中を押してくれる、そんな勇気を与えてくれる物語です。
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著者紹介
馬場錬成(ばば れんせい)1940年、山形県生まれ。科学ジャーナリスト・ノンフィクション作家。 東京理科大学卒業後、読売新聞社に入社。科学部記者として活躍、科学技術や医療分野の取材を長年にわたり担当。退社後はフリーランスとして執筆活動を続け、科学と社会をつなぐ数々の著作を発表。 特に医療・生命科学分野における人物伝やルポルタージュに定評があり、人間味あふれる筆致で科学者の素顔と情熱を描くことに定評がある。 本書では、ノーベル賞受賞者・大村智氏の半生を丹念に取材し、知られざる努力と信念の軌跡を描き出している。
本書紹介
本書の構成はこちら
- 第1章 夜間高校教師から研究者へ 教師としての原点と、学び直しによる研究者への転身。
- 第2章 北里研究所からアメリカへ留学 北里研究所での研究と、海外での学びと人脈形成。
- 第3章 イベルメクチンの発見 世界を救う薬の発見と、その背景にある粘り強い研究。
- 第4章 外国での評価高まる 海外での高い評価と、国際的な影響力の拡大。
- 第5章 独立採算と新しい病院の建設 経営者としての手腕と、医療現場への貢献。
- 第6章 自分を磨き人を育てる 教育者としての姿勢と、後進育成への情熱。
- 第7章 科学と芸術のつながり 美術や文化への造詣と、人生の豊かさを語る章。
特に心に残ったポイント3つはこちら。
✅ 🔥 1. 「学び直し」は、何歳からでも武器になる
大村さんは、夜間高校の教師から研究者へと転身した異色の経歴の持ち主。 30代目前で大学院に進学し、ゼロから研究の世界に飛び込んだ姿は、まさに「遅すぎる挑戦なんてない」ことの証明。 年齢やキャリアに縛られず、学び直す勇気が未来を切り拓く。 50代からフリーランスを目指す身として、とても勇気づけられました。
✅ 🧬 2. 世界を変えたのは、「人の真似をしない」研究姿勢
大村さんの研究スタイルは、「人と同じことはやらない」という信念に貫かれていた。 誰も注目していなかった土壌微生物に目を向け、そこから生まれたのが、寄生虫病を劇的に減らした奇跡の薬「イベルメクチン」。 “自分だけの視点”を信じて突き進んだ結果が、世界3億人以上を救う成果につながった。
✅ 🌱 3. 成功の裏にあるのは、誠実さと人間力
大村さんは、研究だけでなく人とのつながりも大切にしていた。 「至誠天に通ず」の精神で、誠実に、真摯に、目の前のことに向き合い続けたからこそ、多くの協力者に恵まれ、道が開けていった。 フリーランスとして生きる上でも、スキルだけでなく“人間力”が問われる。そんな気づきも、この本から得られました。
読み終えて
大村智さんの人生は、決して順風満帆ではない。夜間高校の教師から研究者へと転身し、誰も注目していなかった土壌微生物に目を向け、世界を救う薬を生み出した。
その過程には、数えきれないほどの試行錯誤と、誰にも理解されない孤独な時間があったはず。
それでも彼は、「人の真似はしない」「自分の頭で考える」という姿勢を貫いた。
50代になり、会社員としてのキャリアもそれなりに積んできた。けれど、どこかで「このままでいいのか」と感じている。
フリーランスを目指すという選択は、周囲から見れば無謀に映るかもしれない。でも、大村さんの生き方を知って、「人と違う道を選ぶことこそ、自分らしく生きることなんだ」と、改めて思えた。
偶然にも、大村さんは、前回紹介した元サッカー日本代表の中田英寿さんと同じ山梨県立韮崎高校出身。しかも、同じサッカー部。あまり良く知らないですが、いわゆる強豪校ですよね。
祖母の反対もあり、サッカー部は退部し、その後卓球とスキーに打ち込んだそうですが。
それはさておき、中田英寿さんも、サッカー選手として世界に挑戦し、引退後は日本文化を再発見する旅に出た。
彼もまた、「人の真似はしない」「好きなことを突き詰める」姿勢を貫いている。 分野は違えど、二人の生き方には共通点を感じる。
そしてその強さは、“自分の信じた道を、誰に何と言われようと歩き続ける”という覚悟から生まれている。
この本を読んで、フリーランスという道を選ぶことへの不安が、少しずつ希望に変わっていった気がする。
年齢は関係ない。肩書きも関係ない。 必要なのは、「自分の頭で考え、自分の足で歩く」こと。
そして何より、「人の真似ではなく、自分の好きなことを突き詰める」こと。
そんな生き方を、これからの自分も目指していきたい。 この本は、そんな決意を静かに、でも力強く後押ししてくれる一冊でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
3連休まであと少し。一日一日を大切に過ごしたいですね。
では、今日も良い一日を。



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