50代からの資産形成。
それは「働いて得る収入」から「資産が生む収入」へと、人生のギアを切り替えるタイミングでもあります。
私自身、家計管理とインデックス投資を軸に資産1億円を築いてきました。
教育資金は個人向け国債で備え、今後は国内高配当株式をポートフォリオに加える予定です。
そんな私が出会ったのが、ニック・マジューリ著『JUST KEEP BUYING』。
この本は、130年分の金融データをもとに「なぜ投資を続けるべきか?」を明快に教えてくれます。
「S&P500を買うことは、米国の大企業500社の従業員を、あなたのために働かせること」
「富を築く旅のゴールは“オーナー”になること」
このような力強いメッセージが、50代からの投資に新たな視点を与えてくれました。
今回はこの一冊を、私の実体験と重ねながらご紹介します。
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著者紹介
著者:ニック・マジューリ(Nick Maggiulli)データサイエンティスト、リトホルツ・ウェルス・マネジメント社COO。 スタンフォード大学で経済学を学び、人気ブログ「Of Dollars And Data」の運営者としても知られる。 金融データを駆使した実証的なアプローチで、投資初心者からベテランまで幅広い読者に支持されている。 本書『JUST KEEP BUYING』は、130年にわたる金融データと60以上の図表を用いて、資産形成の原則を明快に解き明かす一冊。
本書構成
- 第1部:貯金力アップ編
- なぜ節約より収入アップが重要か
- 貯金の最適なタイミングと方法
- ライフサイクルに合わせた貯蓄戦略
- 第2部:投資力アップ編
- 一括投資 vs 積立投資の真実
- マーケットタイミングの罠
- 売却のタイミングとその理由
- 21の行動ルール
特に印象に残った3点
「オーナーになる」ことが資産形成のゴール
『S&P500に投資するということは、米国の大手企業500社の従業員たちを“あなたのために働かせる”』ということ。
つまり、投資とは「オーナーになること。
お金を使って、さらにお金を生む仕組みを持つことが、真の富への道。
投資の目的は「未来の自分を守ること」
なぜ投資をするのか?
それは老後に備え、インフレから資産を守り、働けなくなったときのために「人的資本」を「金融資本」に変えるため。
50代からの投資は、まさにこの“置き換え”の始まり。
暴落に耐える覚悟が、リターンを生む
『100年に2〜3回は起こる50%の暴落。それに耐えられなければ、大きなリターンは望めない』
だからこそ、日々の値動きに一喜一憂せず、淡々と「買い続ける」ことが大切。
読み終えて
『JUST KEEP BUYING』を読み終えて、私が最も心に残ったのは「投資とはオーナーになること」という言葉でした。
S&P500に投資するということは、米国の大手企業500社の従業員たちが、あなたのために働いてくれるということ。
これは、まさに私が2021年から始めたインデックス投資の本質を言い当てていると感じました。
50代になると、これまでの「働いて得る収入」から、「資産が生む収入」へとシフトする必要があります。
著者はこれを「人的資本から金融資本への置き換え」と表現しています。
私も教育資金を個人向け国債で備え、今後は高配当株を加える予定ですが、すべてはこの“置き換え”のためです。
また、「なぜ投資をするのか?」という問いに対して、著者は明快に3つの理由を挙げています。
老後に備えるため、インフレから資産を守るため、そして人的資本を金融資本に変えるため。
どれも50代の私たちにとって、まさに今考えるべきテーマです。
そしてもう一つ、強く印象に残ったのが「暴落に耐える覚悟」についての言及です。
100年に2〜3回は、50%の市場暴落が起こる。
それに腹を据えて対応できなければ、大したリターンは得られない。
これは、2022年や2023年の相場の揺れを経験した私にとって、非常にリアルな言葉でした。
相場の調子がいい今だからこそ、常に肝に銘じておきたい。
50代からの資産形成は、時間との勝負でもありますが、焦ってはいけません。
大切なのは、正しい方向に向かって、淡々と「買い続ける」こと。
この本は、そんな私たちに「迷わず進め」と背中を押してくれる、力強い一冊です。
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