FOMC据え置き&日経6万円超え|今週の資産形成ニュース(5月第1週)

今週の資産形成ニュース

📊 THIS WEEK’S SNAPSHOT — 2026年5月第1週

🇯🇵 日経平均(5/1終値) 59,513円 ▼ 週間 約200円安
🇺🇸 S&P500(週末水準) 7,230 ▲ 今週 最高値更新
💱 ドル円(5/1) 156〜157円 ▲ 介入後 160.73円から急落
😨 Fear & Greed Index 67 (Greed)

今週は歴史的な瞬間がいくつも重なった週でした。

日経平均が終値で初めて6万円を超え、米国ではFOMCが利下げを見送る中で異例の4人反対票が出るなど、市場が静かに、しかし確実に動いています。

銀行員30年の現場を振り返っても、こうした「複数の歴史的事象が同時進行する週」は珍しく、長期投資家として静かに記録しておきたいと感じました。

米国市場:FOMCと決算シーズンが重なった濃密な週

FOMCの結果と4票の反対

今週最大のイベントは4月28〜29日に開催されたFOMCでした。

結果は政策金利を3.5〜3.75%に据え置き
これ自体は市場の予想通りでしたが、注目すべきは4名のFOMC委員が反対票を投じたことです。

⚠️ 反対票4票は1992年10月以来、約34年ぶりの異例事態

パウエル議長は記者会見で「原油価格の上昇が短期的にインフレを押し上げる」と言及。

中東情勢のリスクを率直に認めた形となりました。次回以降のFOMCでの利下げ再開については、引き続き慎重な姿勢が続いています。

5月15日にはパウエル議長の任期が満了し、ウォーシュ元FRB理事が後継として有力視されています。新議長の初声明は市場の注目を集めるでしょう。

ビッグテック決算と相場の底堅さ

今週はマグニフィセント・セブンのうち5社が第1四半期決算を発表。S&P500全体でも139社が発表を終え、その結果は以下の通りです。

✅ 予想超えの割合:81% / 利益成長率:前年同期比 +16.1%

S&P500は今週、史上最高値を更新し、週の終値は7,230ポイントで引けました。

過去の相場を振り返っても、最高値更新後に一時的に揉み合うのはよくあること。
長期投資家にとっては特に気にする必要のない動きと言えますね。

投資家心理(Fear & Greed Index)

CNNのFear & Greed Indexは現在67(Greed)
数週間前は「Extreme Fear(極度の恐怖)」水準にあったものが、約55ポイント上昇しました。

一方でVIXは中東情勢や新FRB議長への不確実性を反映してやや高めの水準。

センチメントと実態のギャップが生じやすい局面でもあり、焦らず積立を続けるスタンスが有効です。

日本市場:6万円突破と為替介入という二大トピック

日経平均・TOPIXの動き

4月28日、日経平均は終値で初めて6万円を突破し、60,537円で引けました。
前場からアドバンテストなどハイテク株に買いが集まり、821円高という大きな陽線で節目を越えました。

しかし5月1日には59,513円まで反落。
週間では前週末比で約200円の下落となり、4週連続の下落となっています。

「節目を超えたあとの一服」は歴史的にも繰り返されるパターンです。慌てず、長い目で見ていきたいところです。

為替(ドル円)の動向

今週の為替市場で最も衝撃的だったのは、政府・日銀による為替介入です。

📈 4月30日:ドル円が160.73円まで上昇(年初来高値)

🏦 財務相・財務官が口先介入 → 実弾介入(円買いドル売り)

📉 急落:155円台 → 5月1日時点で156〜157円台で推移

円安は輸出企業の業績には追い風ですが、物価上昇を通じて家計を圧迫します。

ドル建て資産を持つ個人投資家にとっては、今週の動きはしっかり記録しておくべき出来事でした。

今週のブログ更新

毎週水曜日に気に入った本を紹介しています。

今週は『The Art of Spending Money』。

「お金は自由をつくる道具」という、50代からの資産形成に欠かせない視点を静かに思い出させてくれる一冊でした。

書評ブログはこちら:『The Art of Spending Money』

来週の注目ポイント

  • 📅 5月5日(火) ISM非製造業景況指数・JOLTS求人件数——労働市場の強さを再確認
  • 📅 5月6日(水) ADP雇用統計——雇用統計の前哨戦
  • 📅 5月8日(金) 米4月雇用統計(最重要)——FOMCの次の一手を占う
  • 📅 5月15日(金) パウエルFRB議長 任期満了——ウォーシュ新議長が就任か。初声明に注目
  • 📋 決算シーズン続行——エヌビディアなど注目銘柄の発表が相次ぐ予定

まとめ

日経6万円という歴史的節目と、為替介入という実弾を目の当たりにした一週間でした。

銀行員として複数の通貨危機や市場変動を現場で経験してきた身からすると、こういう局面で大切なのは「騒がない」こと。

相場は常に揺れながら、長い時間軸では上昇してきました。来週も積立の手を止めず、静かに向き合っていきましょう。

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