【50代の私に刺さった“挑戦の哲学”】 - フリーランスを目指す50代のリアル

こんにちは、みつです。

ご覧いただきありがとうございます。

50代で会社員を辞め、フリーランスとして新たな人生を歩みたい。

そんな想いを抱えているわたしが、ある日手に取った一冊の本。それが、ポッカコーポレーション創業者谷田利景さんの『成功は缶コーヒーの中に』でした。

✅小さな挑戦から始める　✅一度の成功に安住しない　✅社会変化を読む

まさに谷田さんは高度経済成長を生涯現役で牽引した実業家。

日本の未来を案じ、進路に悩む50代のサラリーマンに向けて、”このままでは死にきれない。これだけは伝えなければいけない。”と人生の再考を促す、熱い想いが行間に込められていた。

一見ユニークなタイトルですが、読み進めるうちに深く考えさせられる内容に引き込まれました。

著者紹介

谷田利景 1926年生まれ。名古屋市出身。1957年（昭和32年）にニッカレモン株式会社（現ポッカサッポロフード＆ビバレッジ株式会社の前身）を設立、代表取締役に就任。喫茶店向けに高級品だったレモン果汁を安価に提供することを考案、「ポッカレモン」を開発、大ヒットさせた。

その後、いつでもどこでもコーヒーが飲めるようにと、日本で初めてとなるホット・コールド兼用の缶コーヒー自動販売機を開発、「ポッカコーヒー」を世に送り出した功績で知られる。

「積極進取」を座右の銘とし、飲料業界の発展に大きく貢献。

本書の構成はこちら。

フリーランスを目指す50代会社員として、心に残ったポイントはこちら。

✅　☕ 失敗を恐れず挑戦する姿勢

✅　🔑 一度の成功に安住しない、多角化の意識

✅　🌍 市場の変化を敏感に読む感性

「成功は缶コーヒーの中に」というタイトルを初めて目にしたとき、正直なところ、少し不思議な印象を受けました。

成功と缶コーヒー。一見、何の関係もなさそうなこの二つの言葉が、どう結びつくのか。読み進めるうちに、その疑問は確信へと変わりました。

缶コーヒーという日常的な商品に込められた情熱、工夫、そして挑戦の軌跡こそが、まさに「成功」の本質を体現していました。

谷田利景さんは、ポッカコーヒーの開発・普及を通じて、日本の飲料文化に革命を起こした方。

本書では、その過程で直面した数々の困難や、常識を疑い抜いた思考、そして何よりも「人の心を動かす」ことに徹底的にこだわった姿勢が、エピソードを交えて語られています。

特に印象的だったのは、「売れる商品ではなく、愛される商品をつくる」という信念。これは、今の時代においても色褪せることのない普遍的な価値観だと感じました。

私は現在、50代でフリーランスを目指して準備を進めている最中です。会社員としての安定を手放し、自分の価値観に基づいた働き方を模索する中で、この本に出会いました。

谷田さんの語る「成功」は、決して特別な才能や資本が必要なものではなく、日々の気づきと行動の積み重ねの先にあるものだと教えてくれます。

むしろ、年齢や立場に関係なく、「今、自分にできることをやり抜く」ことこそが、成功への最短距離なのだと背中を押された気がしました。

また、缶コーヒーという“ありふれたもの”にこそ、革新の余地があるという視点は、わたし自身のブログやXでの発信にも通じるものがあります。

どんなに小さなテーマでも、そこに自分の視点や想いを込めることで、人の心に届くコンテンツになる。そんな勇気をもらえた一冊でした。

そもそも、ブログ１つとっても、最初は何から始めたらいいか分からない。模索する中で、最終的にYouTube「ヒトデせいやチャンネル」にたどり着き、ブログを始める方法を学びました。

いつ始めようかと躊躇してましたが、ブログ開設が思ったより短時間で完了でき、こんなに簡単にできるんだったら、早く始めてればと。

”思い立ったら、すぐやる”。一つ一つ出来ることから、行動していこうと考えるようになりました。

また、サラリーマンとして同じ会社で30年。それなりに地位を築いてきたつもりですが、新卒のつもりで、一から積み上げる覚悟はできています。その気持ちを後押ししてくれた本でもありました。

さらに、人生100年時代に、家族も含めてどう生き抜くか。常にアンテナを張り、社会変化に柔軟に対応する必要があるとも考えています。

「成功は缶コーヒーの中に」は、単なるビジネス書ではありません。人生の転機に立つすべての人に向けた、実践的で温かいメッセージが詰まった“人生の教科書”です。

これからも迷ったときには、この本を手に取り、缶コーヒーを片手に、自分の原点を見つめ直したいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

3連休は、妻と大学の学園祭に行こうと計画しています。

皆さんはどのように過ごす予定ですか。

それでは、今日も一日乗り切っていきましょう。