こんにちは、みつです。
今回は紹介するのは、朝日新聞編集委員と猟師を両立する文章のプロ。
近藤康太郎さんの『三行で撃つ』。
文章を狩猟に例える。
- ✅最初の一行(多くて三行)で心を撃て=最初の弾を外すと獲物は逃げる
- ✅読者のいるところに文章を書く=獲物がいるところに撃つ
心を撃たれる本に出合えました。
社内稟議、ブログ、LINE、X、Instagram、”あの人の文章は、ちょっといい”
そう思われたい。側に置いておきたい一冊。
![]() | 三行で撃つ <善く、生きる>ための文章塾 [ 近藤康太郎 ]価格:1650円 (2025/11/15 17:04時点) 感想(2件) |
著者紹介
近藤康太郎(こんどう・こうたろう) 1963年、東京都渋谷区生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。1987年、朝日新聞社入社。川崎支局、学芸部、AERA編集部、ニューヨーク支局などを経て、現在は編集委員。 記者としての活動のかたわら、百姓・猟師として大分県日田市に移住し、米作りや狩猟を実践。作家・評論家・私塾塾長としても活動し、記者やライター、映像関係者に文章を教える。
本書紹介
本書の構成はこちら。
- 第1章 文章の基本
- 第2章 禁じ手を知る
- 第3章 ライターの心得
- 第4章 書くための四つの道具
- 第5章 読ませるための三感
- 第6章 自己管理の技術
- 第7章 文章塾としてのまとめ
特に心に残ったポイント2つ。
✅ 最初の一行(多くて三行)で心を撃て
- 猟師が一発で獲物を仕留めるように、文章も 冒頭で読者の心を撃ち抜くことが勝負。
- 最初の弾を外せば、読者はすぐに離れてしまう。だからこそ、冒頭三行に全力を込める。
- 書き出しは「読ませる文章」の生命線。
✅ 読者のいるところに文章を書く
- 獲物がいない場所に銃を撃っても意味がない。文章も同じで、読者が関心を持つ場所・テーマに狙いを定める必要がある。
- 書き手の自己満足ではなく、読者の視点に立ち「届く場所」に文章を置く。
- 読者のいるところに撃つことで、文章は初めて生きる。
読み終えて
本屋の普段行かない「国語」だったか「日本語」のエリアで見つけた一冊。
フリーランスを目指すうえで、発信力を身につけることは大切。
そう思い、国語が苦手だったわたしが、全く違う世界に足を踏み入れたことで、生まれた出会い。
300ページ以上あるが、流れるような文章で、無理なく入ってくる。
著者の近藤さんは、ライターの傍ら、田舎で植物・動物と対峙する。
”身勝手な”読者にどう向き合うか、「自然」と重ね合わせながら、考え抜かれている。
そうした自然な文章に魅了される。
逆に、自分が会社で書いた文章や、LINEを見返して、ちょっと恥ずかしくなった。
AIを使えば、話したことを文字起こししてくれたり、情報をきれいな日本語で整理してくれる。
「効率性」を重視するこの世の中では、こうした技術は存分に活用した方がいいと思う。
一方、目で見えない相手の「こころ」を読み、感じとった世界で唯一の「一次情報」により書かれた文章。AIの時代だからこそ、大切にしていきたいと思える。
最近映画館に行ったが、NetfliexやHuluでは味わえない臨場感や一体感を感じた。
近年ネットを見る機会が多くなったが、現実世界で非日常を味わいたい。そう感じる人が増えている気がする。
「お金」という物差しで考えると、不特定多数を相手に効率よく稼ぐ。合理的ではある。
世間の中には「一次情報」を求める人が一定割合いる。もしくは気分により「一次情報」を求めたたくなる時がある。
映画館がなくならないように、生きた文章もうまく共存していくだろう。
勝手にそうした未来を想像しながら、ブログを綴ってます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
昨日は天気も良く、妻と紅葉を楽しみながらの散歩。子供とキャッチボール。
幸せの時間を味わえました。
今日も天気がいいみたいなので、最高の日曜日にしていきたいですね。
それでは、素敵な週末をお過ごしください!



コメント