こんにちは、「50代リアルマネー手帳」です。
2026年度の税制改正大綱が発表され、「年収の壁」が178万円に引き上げられるなど、家計に関わる大きな変更がありました。
でも、正直なところ「結局、うちの手取りはどうなるの?」というのが一番気になるところですよね。
結論はズバリ、
年間数万円の手取りが増える
今回は、年収400万円・600万円・800万円の家庭(妻+大学生+中学生)をモデルに、手取りがどう変わるのかを、基礎控除・給与所得控除・配偶者控除・扶養控除・特定扶養控除の解説とともに、わかりやすくお届けします!
私は現在、金融業界で実務に携わっており、学生時代には税理士試験に科目合格した経験があります。
税金や家計の仕組みに興味を持ち続けてきたからこそ、今回の改正が私たちの暮らしにどう影響するのか、実感を込めてお伝えできればと思います。
🔍 2025年→2026年 控除の変更点まとめ
まずは、今回の改正で変わる主な控除額を整理してみましょう。
| 控除の種類 | 2025年控除額 | 2026年控除額 (予定) | 増減額 |
|---|---|---|---|
| 基礎控除(所得税) | 48万円 | 104万円 | +56万円 |
| 給与所得控除 | 最低55万円 | 最低74万円 | +19万円 |
| 配偶者控除 | 38万円 | 38万円(変更なし) | ±0円 |
| 扶養控除(中学生) | 38万円 | 38万円(変更なし) | ±0円 |
| 特定扶養控除(大学生) | 63万円 | 63万円(変更なし) | ±0円 |
💡 控除ってなに?
税金は「収入すべて」にかかるわけではありません。
まず「控除」で収入から一定額を差し引き、残った「課税所得」に税率がかかります。
つまり、控除が増える=税金が減る=手取りが増えるということ!
今回の改正では、基礎控除と給与所得控除が大幅に引き上げられたことで、課税所得が減り、所得税の負担が軽くなる家庭が増える見込みです。
📌 「178万円の壁」ってなに?
これまで「103万円の壁」と呼ばれていた、配偶者や学生が所得税を払わずに済む年収の上限が、2026年からは178万円に引き上げられます。
これは以下の2つの控除の合計によるもの:
- 基礎控除:104万円
- 給与所得控除:74万円
この合計が178万円になるため、給与収入が178万円以下であれば、所得税がかからないという仕組みになります。
💬 パートやアルバイトで働く配偶者や学生が、より多く働いても税金がかかりにくくなるのは、家計にとって大きなプラスですね。
🏠 モデル家庭の前提
- 世帯主:会社員(年収400万・600万・800万の3パターン)
- 配偶者:専業主婦(収入なし)
- 子ども:大学1年生(19歳)+中学3年生(15歳)
📊 年収別・手取りの変化(ざっくり試算)
| 年収 | 改正前の手取り(概算) | 改正後の手取り(概算) | 増加額(目安) |
|---|---|---|---|
| 400万円 | 約308万円 | 約312万円 | +約4万円 |
| 600万円 | 約438万円 | 約443万円 | +約5万円 |
| 800万円 | 約566万円 | 約569万円 | +約3万円 |
※住民税・社会保険料も含めた概算。地域や保険料率により変動あり。
🧾 控除の中身をやさしく解説!
✅ 基礎控除(104万円)
すべての人が使える控除。2026年からは物価高を考慮して大幅に増額されます。 これだけで税金が数万円単位で軽くなる家庭も!
✅ 給与所得控除(74万円)
会社員が自動的に受けられる控除。通勤や仕事にかかる費用を考慮した“必要経費”のようなもの。 最低保障額が19万円もアップするので、特に年収が低めの人に恩恵大!
✅ 配偶者控除(38万円)
配偶者の年収が103万円以下なら使える控除。今回の改正では基準は据え置きですが、世帯主の課税所得が減ることで、控除の効果が高まる可能性も。
✅ 扶養控除(38万円)
16歳以上の子どもや親を扶養していると使える控除。中学生の子どもが対象。
✅ 特定扶養控除(63万円)
19〜22歳の子どもが対象。大学生の教育費がかさむ時期に、通常より25万円多く控除されるありがたい制度です。
💬 分かりやすく言うと…
今回の改正は、中間層の家庭にとっては確実にプラスです。 特に年収400〜600万円台の家庭では、年間数万円の手取り増が見込まれます。
ただし、住民税の控除は据え置き、社会保険料の壁(130万円など)はそのままなので、働き方や扶養の範囲には引き続き注意が必要です。
🌱 最後にひとこと
税制改正って、どうしても「難しい」「自分には関係ない」と思いがち。
でも、家族構成や年収に応じて、手取りがどう変わるかを知ることは、家計を守る第一歩です。
私自身、学生時代から税金に興味を持ち、今も資産形成の観点から毎年の税制改正を研究しています。
このブログでは、銀行勤務やこうした経験をもとに、資産形成に役立つリアルなお金の話をお届けしています。


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