【保存版】米国の主要経済指標を一覧化|2026年5月の経済指標カレンダー

投資

はじめに:なぜ米国の経済指標を見るべきなのか

米国市場は、世界の株式・為替・債券の中心です。

ドル円、米株、金利の動きは、ほぼすべて 米国の経済指標で説明できます。

しかし、指標の種類が多く、 「どれを見ればいいのか」 「何が重要なのか」 が分かりにくいのも事実。

そこでこの記事では、

  • 主要経済指標を一覧表で整理
  • 初心者でも理解できる注目ポイントを解説
  • 今月の経済指標カレンダーを掲載(保存版)

という構成で、投資家が”迷わず使える”記事に仕上げました。


📊 米国の主要経済指標一覧(保存版)

投資家がまず押さえるべき指標を、表形式でわかりやすく一覧化しました。

指標名英語名発表頻度注目ポイント市場への影響
GDPGross Domestic Product四半期経済の総合力。個人消費が重要強→金利上昇・ドル高、弱→利下げ期待
PCEデフレーターPersonal Consumption Expenditures月次FRBが最重視。コアPCEが鍵鈍化→利下げ期待、強→利下げ後ずれ
CPIConsumer Price Index月次生活実感に近い物価指標サプライズに反応しやすい
雇用統計(NFP)Nonfarm Payrolls月次(第1金曜)雇用者数・失業率・平均時給最も市場が動く指標
ADP雇用ADP Employment Report月次雇用統計の前哨戦先行指標として注目
ISM製造業指数ISM Manufacturing PMI月次景況感(50が分岐点)景気の先行指標
ISM非製造業指数ISM Services PMI月次サービス業の景況感米経済の7割を占める
小売売上高Retail Sales月次個人消費の勢い強→景気加速、弱→景気減速
住宅着工件数Housing Starts月次金利の影響を受けやすい景気の先行指標
中古住宅販売件数Existing Home Sales月次住宅市場の実需金利動向と連動
FOMC政策金利Federal Funds Rate約6週間ごと金融政策の方向性株・金利・為替すべてに影響
FOMC議事要旨FOMC Minutes会合後3週間利下げ・利上げの議論内容金利先物が大きく動く
ミシガン大学消費者信頼感Michigan Sentiment月次消費者心理・インフレ期待インフレ期待が特に重要
耐久財受注Durable Goods Orders月次製造業の先行指標コア(輸送除く)が重要
新規失業保険申請件数Initial Jobless Claims毎週労働市場のリアルタイム指標増加→景気減速のサイン

📅 今月の米国経済指標カレンダー(2026年5月版)

投資家が”今週何があるか”を一目で把握できるように、日付順で整理しました。

⚠️ 5月25日(月)はメモリアルデー(米国祝日)のため、米国市場は休場です。 ⚠️ 5月のFOMCはありません。次回は6月16〜17日です。

日付指標名英語名注目ポイント
5/1(金)ISM製造業指数ISM Manufacturing PMI景気の先行指標(50が分岐点)
5/5(火)ISM非製造業指数ISM Services PMI米経済の7割を占めるサービス業の景況感
5/6(水)ADP雇用報告ADP Employment Report雇用統計(NFP)の前哨戦
5/7(木)新規失業保険申請件数Initial Jobless Claims労働市場のリアルタイム指標
5/8(金)雇用統計(NFP)Nonfarm Payrolls最重要指標。雇用者数・失業率・賃金に注目
5/12(火)CPI(消費者物価指数)Consumer Price Indexインフレ指標。市場の反応が最も大きい
5/13(水)PPI(生産者物価指数)Producer Price Indexインフレの川上指標。CPIの先行シグナル
5/14(木)新規失業保険申請件数Initial Jobless Claims景気減速の兆候を早期に把握
5/15(金)小売売上高Retail Sales個人消費の勢いを測る重要指標
5/15(金)ミシガン大学消費者信頼感(速報)Michigan Sentimentインフレ期待が特に重要
5/19(火)住宅着工件数Housing Starts金利の影響を受けやすい先行指標
5/20(水)FOMC議事要旨(4/28〜29分)FOMC Minutes利下げ議論の温度感を確認。相場が動きやすい
5/21(木)新規失業保険申請件数Initial Jobless Claims労働市場の強弱を確認
5/21(木)フィラデルフィア連銀景況指数Philly Fed Index製造業の先行指標
5/27(水)GDP(第2次速報値・1〜3月期)GDP Second EstimateQ1経済の総合力を再確認
5/28(木)新規失業保険申請件数Initial Jobless Claims週次雇用データの確認
5/29(金)PCEデフレーター(4月)PCE Price IndexFRBが最重視するインフレ指標。利下げ判断の鍵
5/29(金)ミシガン大学消費者信頼感(確報)Michigan Sentimentインフレ期待の最終確認

🔑 5月の特別注目ポイント

① FOMC議事要旨(5/20)

5月はFOMCがありませんが、4/28〜29に開催されたFOMCの議事要旨が5/20に公開されます。

利下げ・据え置きをめぐる委員の議論内容が明らかになるため、金利先物や為替が大きく動きやすい日です。関税・貿易摩擦の影響についてFRBがどう評価しているかも注目です。

② 雇用統計・CPI・PCEの”3大指標”が集中

5月上旬〜下旬にかけて、FRBの金融政策判断に最も影響する3大指標がそろいます。

  • 5/8(金)雇用統計 ← 市場が最も動く指標
  • 5/12(火)CPI ← インフレ動向の核心
  • 5/29(金)PCE ← FRBが最重視する指標

この3つの結果次第で、6月FOMC(6/16〜17)での政策判断が大きく左右されます。

③ GDP第2次速報値(5/27)

4月末に発表されたQ1(1〜3月期)GDPの速報値が修正・確認されます。関税政策の影響が数字に出始めているかどうかが焦点です。


🎯 特に重要な5指標(初心者はここだけでOK)

  1. PCE(FRBが最重視)
  2. 雇用統計(市場が最も動く)
  3. CPI(生活実感に近いインフレ指標)
  4. GDP(経済の総合力)
  5. ISM(景気の先行指標)

この5つを押さえるだけで、 「なぜドル円が動いたのか」「なぜ株が売られたのか」が理解できるようになります。


🧭 まとめ:5月は”6月FOMC前哨戦”の重要月

5月はFOMCこそありませんが、

  • 雇用統計・CPI・PCEという市場を動かす3大指標
  • 4月FOMC議事要旨でFRBの本音を確認
  • GDP第2次速報でQ1の実態を把握

という、6月の利下げ判断を占う最重要月です。

米国の経済指標は多いですが、 一覧表とカレンダーを使えば、毎月の相場の”地図”が手に入ります。

経済指標を理解すると、ニュースや相場の動きが一気に読みやすくなります。

今後も毎月カレンダーを更新していくので、ぜひチェックしてみてください。


※ 発表日は予告なく変更される場合があります。最新情報は各機関の公式サイト(BLS・BEA・FRB等)でご確認ください。

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