今週の米国株は、AI関連株への不安と物価指標の上振れが重なり、ナスダックが週間で4.48%下落しました。
それでもNYダウは週間+0.67%と、同じ米国株でも明暗が分かれています。
日本では日経平均が週間で5.37%下落し、15日には歴代3番目の下げ幅を記録しました。
金融の現場を30年見てきた立場からは、大きく下げた週ほど「何が理由で下げたのか」を分けて見ることが大切かと思います。
米国市場:AI株に売り、ディフェンシブへ資金シフト
米9月CPIが予想を上回る
14日発表の米9月CPIは前年比+3.7%(予想+3.6%)。
食品とエネルギーを除くコア指数も前月比+0.3%と、予想の+0.2%を上回りました。
翌15日の9月PPI(生産者物価指数)も前年比+6.3%と、予想を大きく上回っています。
10月FOMCでの利上げ観測が一時強まりました。
16日にはウォーシュFRB議長が「会合を事前に判断しない」と述べ、利上げ観測はやや後退しています。
AIインフラ投資への警戒とナスダックの下落
AI向けクラウド大手コアウィーブの社債が売られ、AIインフラ投資の巨額コストへの懸念が広がりました。
ナスダックは週間-4.48%と、6月下旬以来の大きな下げになっています。
一方でヘルスケアなどディフェンシブ株には資金が向かい、NYダウは週間でプラスを保ちました。
中東情勢の緊迫から、北海ブレント原油は一時1バレル110ドルをつけています。
注目指標と投資家心理
CNNのFear & Greed Indexは16日の引け後で18。
「Extreme Fear(極度の恐怖)」の水準まで低下しました。
VIX指数は16日に19.99で引け、一時22.31まで上昇しています。
米10年債利回りは5.1%前後と、先週の高水準からはやや低下しました。
同じ週でも、ナスダックは-4.48%、NYダウは+0.67%。
「株が下がった」とひとくくりにせず、どの指数・どの業種が動いたのかを分けて見ると、自分の資産への影響も落ち着いて確かめやすくなります。
日本市場:半導体株の急落と7日ぶりの反発
日経平均・TOPIXの動き
日経平均は先週末の69,030円から、今週末は65,324円へ。
週間で3,706円(-5.37%)の下落でした(12日はスポーツの日で休場)。
13日(火)67,777円(-1,253円)
14日(水)67,744円
15日(木)64,425円(-3,318円)
16日(金)65,324円(+898円)
15日の3,318円安は歴代3番目の下げ幅で、約1か月ぶりに65,000円を割り込みました。
14日は中国半導体メーカーの動向を受けてアジアの半導体株に売りが広がり、15日はコアウィーブの信用不安が重なっています。
16日はエヌビディアのCEOの発言で懸念が一服し、7営業日ぶりに反発。
TOPIXは4,066.00(+66.66)で週末を迎えました。
為替(ドル円)の動向
ドル円は先週末の158円31銭から、16日は157円97銭。
週間では35銭ほど円高になりました。
週内は15日に一時157円55銭まで円高が進む場面もありました。
16日は植田日銀総裁が利上げ継続を示唆したと伝わり、円買いの材料となっています。
今週のブログ更新
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👤 今週の個人的な記録
ある成功者の本に、こんな言葉がありました。
『期限を決めて圧倒的なスピードで量をこなす。質はあとでついてくる。』
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資格勉強は、朝活ルーティンのひとつです。
資産形成で必要な人的資本への投資も、毎日継続しています。
みなさんも人的資本への投資、なにかされていますか?
来週の注目ポイント
※米企業の決算日は現地時間。10月27〜28日には米FOMCが予定されています。
まとめ
今週は、日経平均が歴代3位の下げ幅を記録する一方、NYダウは週間プラスと、指数や業種によって景色が大きく違う1週間でした。
こうした週こそ、一つの国や一つのテーマに偏らない「分散」の意味が見えやすくなるのかもしれません。
長期・分散・積立の基本を確かめながら、淡々と続けていきたいと思います。
一緒に頑張っていきましょう。良い週末を!

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