毎月末に、翌月の米国経済指標の日程をまとめています。
指標を追いながら投資すると、経済の勉強にもなりますよ📚
11月はFOMCがお休みの月ですが、12月8日〜9日のFOMCに向けて、雇用統計・CPI・PCEと大事な数字が続きます👀
👉 指標の意味や読み方はこちら:米国経済指標ガイド|主要15指標の見方(保存版)
📅 今月の米国経済指標カレンダー(2026年11月版)
⚠️ 11月11日(水)はベテランズデーです。株式市場は通常取引ですが、債券市場と連邦政府機関はお休みです。
⚠️ 11月26日(木)はサンクスギビングで、米国の株式・債券市場とも休場です。翌27日(金)は株式市場が短縮取引になります。
📌 11月はFOMCの開催がありません。次回FOMCは12月8日(火)〜9日(水)です(ドットチャート公表あり)。
※時刻はすべて米国東部時間(ET)。日本時間は+14時間(冬時間)です。
| 日付 | 指標名 | 英語名 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 11/2(月) | ISM製造業景況指数(10月分)※ | ISM Manufacturing PMI | 50を上回るか。価格指数でインフレ圧力を確認 |
| 11/3(火) | JOLTS求人件数(9月分) | JOLTS | 労働需給の変化。求人数の推移 |
| 11/4(水) | ADP雇用統計(10月分)※ | ADP Employment | 雇用統計の前哨戦 |
| 11/4(水) | ISM非製造業景況指数(10月分)※ | ISM Services PMI | サービス業の景況感と価格指数 |
| 11/5(木) | 新規失業保険申請件数 ※ | Initial Jobless Claims | 毎週木曜。雇用の急変がないかチェック |
| 11/6(金) | 🔴 雇用統計(10月分) | Employment Situation | 雇用者数・失業率・平均時給。追加利上げ観測を左右 |
| 11/10(火) | 🔴 消費者物価指数 CPI(10月分) | Consumer Price Index | 総合とコアの動き。エネルギー価格の影響 |
| 11/11(水) | ⚠️ ベテランズデー | Veterans Day | 株式市場は開場・債券市場は休場 |
| 11/12(木) | 新規失業保険申請件数 ※ | Initial Jobless Claims | 雇用の週次チェック |
| 11/13(金) | 生産者物価指数 PPI(10月分) | Producer Price Index | 企業段階のインフレ。CPIの先行指標 |
| 11/13(金) | ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)※ | UMich Sentiment (Prelim) | 消費者の予想インフレ率に注目 |
| 11/17(火) | 小売売上高(10月分) | Retail Sales | 年末商戦前の個人消費の強さ |
| 11/18(水) | 🔴 FOMC議事要旨(10/27-28会合分) | FOMC Minutes | 12月会合に向けた議論の中身(日本時間19日早朝) |
| 11/18(水)前後 | 住宅着工件数(10月分)※ | Housing Starts | 金利上昇下の住宅市場 |
| 11/19(木) | フィラデルフィア連銀景況指数 ※ | Philadelphia Fed Survey | 製造業の地区景況感 |
| 11/19(木) | 新規失業保険申請件数 ※ | Initial Jobless Claims | 雇用の週次チェック |
| 11/20(金)前後 | 中古住宅販売件数(10月分)※ | Existing Home Sales | 住宅需要の確認 |
| 11/25(水) | 🔴 GDP改定値(7-9月期・第2次推計) | GDP (Second Estimate) | 速報値からの修正幅。個人消費の中身 |
| 11/25(水) | 🔴 PCEデフレーター(10月分) | Personal Income and Outlays | FRBが重視するインフレ指標。GDPと同時発表 |
| 11/25(水)前後 | 耐久財受注(10月分)※ | Durable Goods Orders | 設備投資の勢い |
| 11/25(水) | 新規失業保険申請件数 ※ | Initial Jobless Claims | 感謝祭のため前倒しの見込み |
| 11/26(木) | ⚠️ サンクスギビング | Thanksgiving Day | 米国市場は株式・債券とも休場 |
※印は例年のパターンからの目安で、公式カレンダーでの確認が取れていない日程です。
🔑 2026年11月の特別注目ポイント
① 利上げ後、据え置きで迎える11月(10/28 FOMCの余波)
FRBは10月28日のFOMCで、政策金利を3.75〜4.00%に据え置きました。9月の利上げ(0.25%)に続く、いったんの様子見です。
ただし採決は10対2で、2人の委員が追加利上げを主張して反対票を投じました。
市場では12月会合での追加利上げの織り込みが進んでいます(CME FedWatchで約8割)。
11月はFOMCがない月ですが、12月の判断を左右する材料が次々と出る1か月です⚠️
② 雇用統計(11/6)とCPI(11/10)が続けて発表
最重要の2指標が、わずか4日の間に出ます。
どちらも強い結果なら、追加利上げ観測がさらに高まりやすくなります。逆に弱ければ、観測がやわらぐ可能性があります。
ドル円も米国株も動きやすい週です。無理なポジションは避けたいところです。
③ 議事要旨(11/18)とGDP改定値・PCE(11/25)
18日のFOMC議事要旨では、10月会合で「追加利上げ派」がどれだけ多かったかが見えてきます。
25日はGDP改定値と10月分PCEデフレーターが同時に発表されます。
FRBが最も重視するコアPCEは、12月会合の最終的な判断材料です。
翌26日は感謝祭のため、休場前は薄商いになりやすい点にもご注意ください⚠️
🎯 今月の重要5指標(初心者はここだけでOK)
- PCEデフレーター(11/25):FRBが一番重視するインフレ指標。12月会合への影響をチェック
- 雇用統計(11/6):雇用が堅調なら、追加利上げ観測が強まりやすい
- CPI(11/10):今月の最重要指標。総合とコアの動きの違いに注目
- GDP改定値(11/25):個人消費の伸びが景気の強さを示す
- ISM製造業・非製造業(11/2・11/4):50を上回るかどうかと価格指数に注目
📚 今月のテーマに合う1冊
12月の利上げ判断に向けて、FRBの考え方を知っておくと、ニュースの見え方がまるで変わります。
今月は『FRBの仕組みと経済への影響がわかる本』をご紹介します。
9月の利上げは、「物価の安定」と「雇用の最大化」のうち、物価を優先した判断でした。
👉 書評ブログはこちら:『FRBの仕組みと経済への影響がわかる本』を読んでみた
🔗 詳細はこちら
👉 他のおすすめ書籍はこちら:米国経済指標ガイド|おすすめ書籍
🧭 まとめ
2026年11月は、FOMCのない月に、12月の利上げ判断の材料が出そろう1ヶ月です。
- 月初の雇用統計(11/6)で景気の強さを確認
- 続くCPI(11/10)でインフレの中身をチェック
- 議事要旨(11/18)で委員の本音を探り、GDP改定値・PCE(11/25)で最終確認
11月はサンクスギビング前後に薄商いになりやすいので、ポジションを取りすぎないなど、リスク管理を意識しておくと安心です。
11月のデータ次第で、12月8〜9日のFOMCでの追加利上げの可能性も変わってきます。
一つひとつの数字に振り回されすぎず、大きな流れをつかんでいきましょう😊
※ 発表日は予告なく変更される場合があります。最新情報は各機関の公式サイト(BLS・BEA・FRB等)でご確認ください。


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