米中間選挙のあと、AI・半導体株が一気に売られた一週間でした。
日経平均は週間9.25%安、6日の下げ幅3,643円は過去3番目の大きさ。
一方で、NYダウは週間0.94%安にとどまりました。
金融の現場で30年、いくつもの急落局面を見てきた立場から言えるのは、こういう週ほど「数字の大きさ」と「自分の生活」を切り分けて考えることが大切だということです。
米国市場:選挙後の上昇が1日で帳消しに
中間選挙のあと、AI関連株が急落
11月3日の米中間選挙で、民主党が上下両院の多数派を奪還しました。
選挙翌日の4日はNYダウが大きく上昇しましたが、5日には流れが反転。
AIデータセンターの建設が規制されるのでは、という懸念が広がりました。
5日は半導体株指数(SOX)が約12%下落し、2020年3月以来の大きな下げに。
S&P500も4%を超える下落となりました。
雇用統計は予想を上回る
6日の10月雇用統計では、雇用者数が16.5万人増と、市場予想を大きく上回りました。
失業率も4.1%に低下しています。
金曜は半導体株が反発し、ナスダックは1.09%高。
それでも週間では、各指数ともマイナスで終えました。
S&P500 −2.68%
NYダウ −0.94%
ナスダック −3.37%
注目指標と投資家心理
恐怖指数と呼ばれるVIXは、5日に一時約70%急騰。
報道によると、1991年以降で8回しかない動きでした。
金曜の終値は25.64と、やや落ち着きを取り戻しています。
Fear & Greed Indexは週末時点で22と、「極度の恐怖」のまま週を終えました。
リーマンショックやコロナショックなど、急落の局面はこれまでも繰り返し訪れています。
こうした局面で差がつきやすいのは、下げ幅の大きさよりも、生活資金と投資資金を分けておけたかどうか、かと思います。
日本市場:日経平均は半年ぶりに6万円割れ
日経平均・TOPIXの動き
日経平均は4日続落し、週間で5,855円(9.25%)の下落となりました。
11/2(月)63,081円
11/4(水)62,188円
11/5(木)61,077円
11/6(金)57,434円
6日は前日比3,643円安(−5.96%)で、下げ幅は過去3番目。
TOPIXも232ポイント安(−5.90%)と、33業種すべてが下落しました。
売りの中心は、アドバンテストや東京エレクトロンなど、AI・半導体関連の銘柄でした。
為替(ドル円)の動向
ドル円は先週末の157円53銭から、今週末は158円40銭前後へ。
週の高値は158円76銭でした。
株安の一方で、円が大きく買われる動きにはなりませんでした。
金曜は強い雇用統計を受けて、ドルが買われる場面もありました。
今週のブログ更新
今週は「資産形成の持久力」シリーズ第13回(全14回)として、ダニエル・ピンク『THE POWER OF REGRET』の書評を書きました。
50歳になると、「やらなかった後悔」が「やった後悔」の約2倍になるそうです。
20代では、ほぼ同じ割合なんですよね。
やったことは、やり直せる。
やらなかったことは、片づけようがない。
▶ 書評記事はこちら:THE POWER OF REGRET|50代は「やらなかった後悔」が2倍になる
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👤 今週の個人的な記録
米中間選挙で民主党が勝利し、データセンター建設への規制懸念が強まったことで、S&P500や全世界株式が大きく下落しました。
コロナショックや関税ショックに比べれば下げ幅は小さく、翌日は半導体株を中心に反発したので、ひとまず一安心です。
ただ、こういう下落局面は必ず起こります。
そこで、次の3点を徹底するようにしています。
✅ リスク許容度の範囲内で投資する
✅ 生活資金と投資資金で、金額に対するマインドを使い分ける
✅ 10%以上下落しない限り、追加投資はしない
こうすることで、慌てることなく、平然と日常生活を送ることができます。
もし、みなさんのマイルールがあれば、ぜひ教えてください。
※私個人のルールの紹介で、特定の投資方法をおすすめするものではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。
来週の注目ポイント
※③④は米国時間の発表で、日本時間では翌朝になります。11/11は米国の祝日(ベテランズ・デー)です。
まとめ
日経平均の週間9%超の下落は、数字だけを見ると身構えてしまう大きさでした。
ただ、長期・分散・積立の考え方は、こういう週のためにあるのかもしれません。
生活資金を確保したうえで、いつもどおりを続けていけたらと思います。
一緒に頑張っていきましょう。良い週末を!

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